この章ではDevice Defender Detectを利用して、未想定の動作をデバイスがしたら検出する方法を学びます。
AWS IoTのコンソールから、Defend
> Detect
の画面で、Define rules to detect anomalies
をクリックします。
もしくはこちらのリンクをクリックしてください。
セキュリティプロファイルは自分のデバイスがどの様な振る舞いをするかを定義します。 定義した値から外れた振る舞いをすると、アラートを発生させます。
このワークショップでは、Cloud9で実行しているデバイスから、以下の2種類の違反を検出します。
Expected behaviors
の画面では、以下のように設定を行います。
2つ目のBehaviorを追加するときは、Add behavior
をクリックして入力する項目を追加してください。
Cloud9ではすでに空いているポート(22,25)があるため、whitelistに追加しています。 また、アラート状態を解除するための値として2を設定しています。 メッセージサイズのチェックでは、1500byteを超えるメッセージを受信するとアラートと判断します。
Additional Metrics to retain
では、Select
をクリックして以下の項目にチェックを付けます。
これらのメトリックスは、違反を検出した際にレポートで含めたいメトリックスになります。
チェックを付けたらNext
をクリックします。
この画面では、アラートが発生した時にSNSを利用して通知する設定を行います。
SNS
のTopic
では、前の手順で作成したトピックであるIoTDDNotifications
を選択します。
Role
には、前に作成したAWSIoTDeviceDefenderAudit
を選択し、Next
をクリックします。
この画面では、今回作成するセキュリティプロファイルをどのThingに適用するかを指定します。
今回は、All things
にチェックを付けて、全てのThingに適用します。
そして画面下のNext
をクリックします。
最後に設定の確認画面が表示されますので内容を確認の上、Save
をクリックし、次の画面でContinue
をクリックして登録を完了させます。
Violations(違反)が検出されるまで数分掛かるので、しばらくしてから次の手順を進めます。
AWS IoTのコンソールで左側のメニューからDefend
> Detect
> Alarms
を開きます。
すると、検出された違反が一覧で表示されています。
2つの違反が確認できます。
数値をクリックすると、メトリックスの詳細画面が表示されます。
うまく検出ができました。 Device Defender Detectをもっと詳しく知りたい場合は、こちらのドキュメントから詳細をご覧ください。
この章の手順は以上です。